三谷龍二

三谷龍二 過去の展覧会 2014年

3月8日(土)→ 15日(土)
テーブルギャラリー「10センチ展」
いろいろ旅行に行って思うのだけれど、教科書にでてくるような名所旧跡って意外に印象に残らないもの。むしろその後行った町のカフェや雑貨店のことをいつまでも覚えている、ということがよくあります。それは恐らく与えられた知識と、自分の足と興味で得たものとの違いなのでしょうが、こんな風に僕たちは大切なことを学校ではなくて、町からたくさん学んできたように思います。情報ではなく、人と人が具体的に出会う「場所」の存在は今後さらに大切になるだろうから、「10cm」がそんななか、なにかできることがあったらと思います。

- テーブルギャラリー
高知市葛島 tel 0888-82-7030

3月19日(水)→ 4月14日(月)
[7.5]
7.5センチはビール大瓶の直径サイズです。尺貫法に直すと二寸五分、これは三合徳利やお寿司屋さんの湯呑みの直径でもあります。この7.5からイメージして10人の人に「手で考えるデザイン」をお願いしました。

出品者 赤木明登、荒井徹(幾一里)、安藤雅信、内田鋼一、辻和美、冨永淳(古い道具)、ナカオタカシ、中村好文、原研哉、皆川明、三谷龍二

ディレクション・三谷龍二

- 松屋銀座 デザインギャラリー
中央区銀座 tel 03-3561-2572

4月25日(金)→ 5月4日(日)
観慶丸本店「きほんの食卓」
出品者 五十嵐元次、藤塚光男、村木雄二、伊藤環、郡司庸久、郡司慶子、左藤玲朗、村田森、内田鋼一、原田七重、鎌田克慈、田代淳、三谷龍二

- 観慶丸本店
石巻市中央 tel 0225-22-0151

5月23日(金)→ 25日(日)
器の履歴書
クラフトフェアまつもとは今年30周年になります。それを記念して昨年末に刊行された「器の履歴書」をテーマに、10㎝にて三谷龍二の初個展を開催します。

- 10cm
松本市大手
tel 0263-88-6210

5月29日(木)→ 6月12日(木)
FOUND MUJI 信州 特別版
すぐそばの特別な場所
小川のそばにテーブルを置いて、木のスプーンを作る。散歩の途中に見つけたりんご園で、みんなで食事をする。ただそれだけなのに、そこが「特別な場所」になる。

- FOUND MUJI AOYAMA
渋谷区神宮前 tel 03-3407-4666

6月5日(金)→ 15日(日)
ワサラビ
- ワサラビ
目黒区自由が丘 tel 03-3717-9191

7月3日(木)→
Mjolk
- Mjolk
Tronto Canada

7月26日(土)→ 8月3日(日)
around the table
三谷龍二 辻和美 安藤雅信 三人展
安藤雅信 辻和美 三谷龍二
- 秋篠の森 月草
奈良市中山町 tel 0742-47-4460

9月6日(土)→ 14日(日)
ギャラリーヤマモト「ちいさなものとこと」
バット
空間を区切るということ。装置。それによっていつもの光景、知っているはずのものはまるで違ってみえる。新鮮な空気を運んでくれる。

Thin Bowl
木の塊から深く薄く削り出される。ぽっかりと空いた空間の分だけ私たちには自由がやってくる。空間を埋める自由もあるし、そのままにしておく自由もある。

アイスクリームスプーン
その存在が愛らしい。木で出来ているのに花のよう。好きな花を一輪ずつ少しずつ集めるみたいに、スプーンのブーケを作ってみたい。

- ギャラリーヤマモト
栃木県下都賀野木町 tel 0280-56-2444

9月13日(土)→ 23日(火)
瀬戸内生活工芸祭
女木島作家プロジェクト島の家の6つのギャラリー

- 瀬戸内生活工芸祭 女木島会場
高松市女木町

9月20日(土)→ 21日(日)
瀬戸内生活工芸祭
瀬戸内生活工芸祭 玉藻会場 野外クラフトフェア

- 瀬戸内生活工芸祭 玉藻会場
高松市玉藻町

10月10日(金)→ 14日(火)
桃居
- 桃居
東京都港区西麻布 tel 03-3797-4494

10月14日(火)→ 26日(日)
三谷龍二+なかむらるみ展
叔父さんの休日
- ギャラリール・ベイン
港区西麻布 tel 03-3479-3841

11月7日(金)→ 16日(日)
shoka
大人になって最高にいいな、と思うのは好きな事を仕事にして暮らしていけるという事。
 好きな事、と言うと楽なように聴こえるけれど、簡単な事に人は魅力を感じません。やりたいなあ、私にやれるかしら?よし、トライしてみよう。そんなハードルを越えてゆくような経験の楽しさは日常の中に散りばめられているはず。
 好きな事を仕事にする、という事は実際奥の深いものなのです。自分の本心を知り、喜びの源を掘り当てそれを燃料に活動します。自分自身の中に湧き出る泉があるので、好きな事に使う燃料は枯れる事がありません。失敗した・・・と、恥に思えても、自分に正直だから自己信頼は崩れません。転んでも立ち上がる燃料がちゃんと湧いてくるのです。日常的に人々とちゃんとコミュニケーションをして社会と関わり、金銭を伴う経済活動として成り立たせ、時代を学び、学んだ事を実践する。その繰り返し。そしてあるところまで経験を積んだら誰かとシェアをしながら人を育て、その人たちがついてくるような大人へと成長成熟する姿を示さなくては、老いて孤独に陥る欧米化した個別社会。自分を磨く努力は欠かせません。ちゃんと自分と向き合って生きる事が社会とちゃんと向き合う事につながっているのです。
(文 shoka 田原あゆみ)
- shoka
沖縄市比屋根 tel 098-932-0791

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