三谷龍二

三谷龍二 過去の展覧会 2022年

2月25日(金)→ 3月1日(火)
「生活工芸の作家たち5:つどう2」
工芸青花
毎年冬におこなっている「生活工芸」作家の3人展、今年の主題も昨年につづき「つどう」です。安藤雅信(陶)、辻和美(ガラス)、三谷龍二(木工)の3人が3組ずつ監修、共作した茶箱、珈琲茶箱、朝食セット、デザートセットなど9組を展示します(於工芸青花)。いずれも今年5月に北京でおこなう3人展(北京のギャラリー莨室と青花共催の生活工芸展)で展示販売するもので、東京での展示は、その完成披露の会でもあります。

おなじ建物の別室(悠庵)では、3作家の近作を展示販売します。『工芸青花』の新刊17号(1月末刊)では「生活工芸と村上隆」という特集を組みました。そこで多くが語られていますが、2000年代に主流化し、「近代工芸史を切断した」(広瀬一郎/桃居)とされる生活工芸の核心的現在を御覧いただけましたら幸いです。

工芸青花HPより


出品|安藤雅信 辻和美 三谷龍二

講座|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|生活工芸と海外
日時|2月26日(土)17時 - 19時
会場|ギャルリももぐさ
 岐阜県多治見市東栄町2-8-16


- 工芸青花+悠庵
東京都新宿区横寺町31-13 一水寮(神楽坂)

3月5日(土)→ 21日(月)
「白・素。20周年記念展_1」
長野 夏至
早いもので、今夏、夏至を始めてから20年を迎える。”白いうつわ”というタイトルにて一歩を始めた2002年6月。振り返ると、白い服やものを好んで集めていた二十歳の頃の自分自身、当時の時代に感じる簡素で親しみのある美しさを”白”と言う存在に託したよう に思う。

白瓷、白紙、白木、白石、砡、白絹、、。
今も白いものが好きで、その後もギャラリーに並び続けることとなる。だが、白が現すものは色彩だけではない。白く在るという現象、白く受け取るという感受性、まっさらなもの、大切に想うもの。そんなどこか透明で美しいものに、私たちは”白”という文字を写し、心を投影してきた。
白湯、白夜、白露、白昼夢、白星、潔白、、。

となると白も素も色々、十人十色ならぬ十七人十七白素。今展では、視覚が認識する色を示す白と、事象や性質を示す素(しろ)の二面の“しろ”を作り手に託している。どんな白が素が、はたまた白色ではない素が現れるのか。
20度目を迎えるこの春に、今一度白く素い心持ちにて、心動かし、歓び、皆様と今の白、そして素を味わいたいと思う。

素|絹糸を束ね染める時の形状より成り立つ
  束ねた部分が白く残り”素”となる

夏至HPより


【参加作家】
安藤雅信|陶磁 上田亜矢子|石 梶原靖元|陶磁 金森正起|金属 郡司製陶所|陶磁 小山剛|木 Sai Chika|ニット 櫻井三雪|木 高橋禎彦|硝子
津田清和|硝子 深澤彰文|陶磁 馬渕寛子|紙
三谷龍二|木 宮下香代|紙 mon Sakata|衣
山本亮平|陶磁 Une place|衣



- 夏至
380-0841
長野県長野市大字長野大門町54 2F
tel:026-237-2367




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