menu

トピック

10cm
10cmのスタッフを募集します。
2016.11.22
10cm

お客様とたのしく会話のできる方、 おもしろいお店をつくること、そして運営することが好き、そんな人材を求めています。
もちろん、工芸やアートが大好き!という方や企画運営の経験者も大歓迎です。

・主に金・土・日・祝の勤務が可能な方
・松本市及び近郊にお住まいで通勤可能な方
・賃金、日数、その他の条件は要相談

履歴書と自己紹介文(文字数は問わず)を下記にお送り下さい。
到着後、1週間以内にご連絡をさせていただきます。
*メールアドレスと携帯電話の番号は必ずご明記下さい

〒390-0861
松本市蟻ヶ崎 2459
ペルソナ工房
10cmスタッフ募集
担当 三谷順子宛


瀬戸内の海を眺めながら
瀬戸内の海を眺めながら
細川亜衣さん・岸本恵理子さん料理会
2016.08.16
瀬戸内の海を眺めながら
女木島「手の中の海」にて、料理家・細川亜衣さん、岸本恵理子さんによる料理会を開催致します。
潮風に包まれながら、瀬戸内の食材をふんだんに使ったお料理をお愉しみ下さい。

日時:2016年8月27日(土) 15:00〜17:00
場所:女木島「手の中の海」の前 屋外会場
参加費:¥6,000(税込)*飲み物別
定員:50名

会場へのアクセス:
高松港フェリー乗場より女木島へ(所要時間約15分)
下車徒歩10分

予約・お問い合わせ:
wood@10cm.biz
メール返信後の御予約確定となります。

当日は、10cmとくるみの木の小さなショップもOPENします。
三谷龍二のカトラリーやくるみの木のおいしいもの、生活雑貨などが並びます。


tohe
tohe 柴田奈穂子さんのスコーン
お取り扱いが始まりました。
2016.07.29
tohe
毎月第四金曜日
数量限定で入荷致します。
プレーンをはじめ、4〜5種類の味わい。ひと月に一度のおたのしみです。

- 10cm お店のご案内

call
Call での取り扱いが始まりました。
2016.07.28
call
皆川明さんの新しいお店「Call」での取り扱いが始まりました。
限定品をときどきお届けしております。

- Call

「ちいさな時間」
ギャラリー やまほん
2016.04.30
月夜のボタン

何かの役に立つわけではなく、人目をひく美しさもないが、人をその場から立ち去りがたい思いにさせるものがある。中原中也にとってそれは月夜の浜辺に落ちていたボタンで あった。

 月夜の晩に、ボタンが一つ/ 波打際に、落ちていた。
 それを拾って、役立てようと/ 僕は思ったわけでもないが
 なぜだかそれを捨てるに忍びず/ 僕はそれを、袂に入れた。
  中原中也「月夜の浜辺」

人に見捨てられ、いまにも波に攫われそうなボタンは、月光のもとで何よりも無垢な存在 として浜辺をさまよう詩人の琴線に触れた。このとき「指先に沁み、心に沁みた」のは、 ボタンそのものというよりその佇まいだったのではないだろうか。
三谷さんの手になるPaper Blocks は、月夜のボタンのように、ひっそりとただそこに在 るものの、どこか影を宿した佇まいを感じさせる。三谷さん自身が漆で紙を張り合わせて 形をつくり、彩色を施し、新たに制作したものであるにもかかわらず、その姿が古びた紙 製の箱や積木にどこか似ているからだろうか。中身はとうに失われ、色が褪めてところどころ擦り切れた箱も、子どもが成長した後に押し入れの片隅に残された積木も、人々が関 心を失い、存在すら忘れてしまったものである。三谷さんもまた人間のあらゆる欲望の対 象から解放されたものが持つ無垢な佇まいに引かれ、その場を立ち去りがたく思う人の一 人であるにちがいない。
だれの目にも見える姿や形、色や光とは違い、佇まいや影は捉えどころがない。みなが 同じように感じるわけではなく、次の瞬間には失われているかもしれない。太陽であれ月 であれ、ものに射す光ではなくものが宿す影に気づくかどうか、片隅で忘れられたものの 佇まいに無垢を感じるかどうかはすべてその人次第である。

土田眞紀(同志社大学講師)


-「ちいさな時間」 5月14日(土)→ 6月5日(日)
 ギャラリー やまほん

中国語簡体字版の刊行に向けて
2015.11.30
こんにちは。 いつもホームページをご覧頂きありがとうございます。 この度、拙書「木の匙」「僕の生活散歩」「生活工芸の時代(共著)」(いずれも新潮社)「日々の道具帖」(講談社)の4冊が、ほぼ同時に中国語版として翻訳版がでることになりました。その内「木の匙」に中国語簡体字版の刊行に向けて、として一文を加えたので、これは日本で読まれることのないものだと思い、ここに掲載することにいたしました。

「木の匙」中国語簡体字版の刊行に向けて

 木の匙は、僕がはじめて作った本でした。本が好きでしたから、いつか自分も本が作れたらと、ずっと思っていたのですが、この本のお話をいただいた後でも、どこから始めてよいか分からず、長い間同じ場所で足踏みしていました。そして、ようやく本ができたのが2005年でした。その時は、ちょうど続けてきた「クラフトフェアまつもと」も20年を過ぎて、やってきたこれまでのことを少し振り返って整理したい、と思っていたころでしたから、僕にとってよい機会でした。
 同じ料理でも 器が変わると、見た目だけでなく、おいしさまで変わるような気がいたします。器を作っていてまさに嬉しいことは、使った人がそのような小さな幸福を感じて、喜んでいただく時です。とかく政治や経済などの大きな社会の中では、そんな個人の小さな喜びは、気にも止められないまま通過してしまうことも多いもの。でも、そのことを大切にしないでは、結局は自分自身を大切にしないことにも繋がるような気がして、そのためにも普段の日々の暮らしを大切にして、そこからものを作っていくことをしていきたいと思ってきました。
 作る側から、使う側に軸足を移したものづくりを、僕たちは「生活工芸」とよんできました。そして、それ以前の日本の作家の仕事を、見せる器、つまり「鑑賞工芸」と呼んでいます。ちょうど日本にも景気にいい時代があり、接待や宴会などがたいへん盛んだった。そして、料理屋などで使われる器は、盛りつけた時には華があって、見る人を驚かすような、ちょっと派手なものが求められました。ところが景気が冷えて、飽食の時代といわれた時期も過ぎた頃には、人々は外食にも飽きて、物質による幸福感にも限りのあることを知ったのです。そして物質的な豊かさではない、もうひとつの価値観を模索するようになりました。そうしたなかで再発見したのが「家で食べるごはんの豊かさ」でした。バブル期には家庭の主婦も、おいしいものを食べ、「おいしいもの」をよく知りました。そしてそれを、自分たちの家で作ってみたいと思うようになった。家での食事が増えると、自然に食器への関心も高まって、「生活工芸」が求められるようになったのでした。
 そうした意味では、日本のこの2~30年は、普通の人々が、手仕事で作られる器に興味をもち、それが広がった時代だったと思います。それに連れて、日々の暮らしに相応しい、普通の器、自分の存在を主張しないような暮らしの器を作る人たちも増えていきました。

三谷龍二

「佇まい展」の本ができました。
2015.10.13
パリで催された6人の作家による展示会、「佇まい展」の本ができました。
10cmで販売しております。
¥1,000(税込)

アネモメトリ
「アネモメトリ -風の手帖-」
掲載のご案内
2015.1.17
アネモメトリ
京都造形芸術大学 芸術教養学科のWebマガジン「アネモメトリ -風の手帖-」にて特集されましたのでご案内致します。

- 工芸と三谷龍二 前編「三谷さんのものづくり」
- 工芸と三谷龍二 後編「生活工芸から、その先へ」

Japanese / English