三谷龍二

10cm 過去の催し物 2020年

12月11日(金)→ 20日(日)
10cmの好文堂
中村好文さんの建築は、住み手に「暮らすことの喜び」を与えてくれます。炊事の時、手すりに触れる時、あるいは、窓から外を眺めた時に、なんだかちょっと嬉しい気持ちになる。それは何よりご自身が暮らすことを楽しんでいるから。それがデザインにも自然に表れてくるのでしょう。今回の「好文堂」展は、そんな暮らすことの楽しさに溢れた展覧会になると思います。

三谷龍二



会期中は中村好文さんデザインの家具、照明器具、雑貨などといっしょに、好文さんお気に入りの品々が並びます。

「建築見学会&トーク」開催
中村さんが松本で手掛けた3つの MITANI PROJECT(『三谷さんの家』『MITANI HUT』『みたに桜漆舎』)を巡る見学会を行います。
見学後は、二人のトークとストーブの温もりをお愉しみください。

○ 日時:12月12日(土)、19日(土) 13:00-16:00
○ 定員:各回15名
○ 参加費:¥5,000(税込)
○ 参加資格:中学生以上

○ お申し込み: 受付は終了しました。

厳正なる抽選のうえ、当選した方には12月1日(火)までにご連絡をいたします。


10月28日(水)
coffee kajitaのコーヒー茶会
coffee kajitaさんをお招きして、コーヒー茶会を開催します。
特別に焙煎した豆で淹れる真二さんの珈琲手前。
あわせて智美さんがつくるケーキを数種お召し上がりいただきます。
また、当日は智美さんに特別につくっていただくお菓子の販売もあります。

① 10:00 ② 12:00 ③ 14:00 ④ 16:00
満席となりましたので、お申込み受付は終了しました。

○ 参加費 / 4,500円(税別)
○ 各回定員 6名 要予約


9月25日(金)→ 10月4日(日)
「弱さの工芸」
ここに並ぶ作品には、彫刻のような強い存在感はありませんが、儚いものがもつ存在の震えや、貧しい素材だけがもつ親密で、心の奥に滲み入るような草化の魅力があるように思います。
大きな声は、しばしば多様な意見や可能性を封じてしまいますし、大きな音も、耳を澄まして聞こえるような音を掻き消してしまいます。
「弱さ」は、私たちの見ている世界の解像度を高め、遠くの音を耳元に届けてくれるように思います。

三谷龍二


9月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間については、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し店内の混雑を避けるべく、ご予約制とさせていただきます。
- ご予約はお問い合わせページよりお願いします。


出品者
○ 岩田美智子
○ 古い道具(冨永淳)
○ 金森正起
○ 三谷龍二


展覧会に先行し、10cmにて冊子の販売をいたします。

「弱さの工芸」
A5判/全56ページ
表紙:活版印刷
本文:オフセット印刷
写真:三谷龍二
装幀:サイトヲヒデユキ
発行:10cm
価格:1,200円(税別、送料別)
3月6日(金)→ 15日(日)※ 11日(水)休み
「工芸批評」
「箱書き」や「賛」のように、日本では制作者と使用者の二人三脚によって工芸を支えてきた歴史があります。また、器を購入し、食卓で使うことも生活者の直感による「批評」といえます。こうした非言語の批評は日常的に行われてきた一方で、言語による「批評」は極めて貧しいものでした。しかし、2010年を超えた頃から、工芸を言葉で語る新たな人々の登場がありました。そして彼らによって、近代工芸の再検証が進められているように思います。本展はその中心をなす5人の論客の選んだ「もの」と「言葉」によって、明日の工芸を考える試みです。
 また、松本巡回展では桃居 広瀬一郎さんセレクトによる「工芸の現在」を示す小企画を併設いたします。合わせてお楽しみください。

出品者
広瀬一郎(「桃居」店主)
鞍田崇(哲学者)
高木崇雄(「工藝風向」店主)
井出幸亮(『Subsequence』編集長)
菅野康晴(『工芸青花』編集長) 
監修/三谷龍二

3月7日(土)19時 → 21時 座談会
○出席者:広瀬、高木、井出、菅野、三谷
○場所:guild Bekkan second floor
 (〒390-0874 松本市大手1丁目3−24 2F)
○定員 30名
○参加費 2,000円
wood@10cm.biz まで
メールにてお申込みください。



催し物の日程は変更する場合がございます。



Japanese / English