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自然の木の持つ表情を生かすため、木の器は無添加、純正の植物オイル、荏油(えあぶら)と蜜蝋で仕上げてあります。このような仕上げ方法をオイルフィニシュといいますが、時々木肌にオイルを与えるお手入れが必要となります。
ただ、お手入れといいましてもそれほど面倒なものではありません。使い始めに数回、お手持ちの植物オイルを器に塗っていただくだけで、後はパスタやサラダなどを盛って、どんどんお使いいただくことが、自然にお手入れをしていることになります。
使い始めは木肌も油の吸い込みがよいため、いきなり油ものをのせますと、そこだけに油が吸収されて、シミができることがあります。そこでお使いになる前に、器全体に植物オイル(荏油、胡桃油など)をたっぷりと塗っていただき、余分な油をペーパータオルなどで拭き取ってください。こうすれば油膜によって木の表面が覆われるため、水気のものや、油ものでも安心してお使いいただけるようになります。お手入れ回数は材質にもよりますが、木に油がなじむまで、1〜3回、使用前にオイルを塗ってください。その後は、お使いいただきながら自然に仕上げていくことになります。しばらくして、またカサカサした感じが気になってきましたら、その時にもオイルを与えるようにしてください。自然塗料は、科学塗料に比べて固着力が弱いため、ご家庭でのメンテナンスが必要なのです。しかしその分、自然の木の肌触りや色艶を十分にお楽しみいただけるのです。
また、彫り目のある器でなく、平滑な木肌の器の場合は、#320ぐらいのサンドペーパーをかけてから、オイルメンテナンスをしていただくと、さらに艶を増します。
ただしパン皿にお使いいただく場合は、このままでお使いください。飯櫃と同じように、木が余分な水分を吸収する特質を生かすためです。木のパン皿は、トーストの裏側が湯気でふやけたりする事がありません。干菓子など、乾いたものも同様です。
ご使用後は、薄めた洗剤をスポンジにつけ、ぬるま湯でお洗いください。その後、布巾で水分を拭き取って、よく乾燥させてからお仕舞いください。
木は使い込むほどに、美しい色艶と味わいを深めてゆく素材です。使い込まれていくに従い、取り扱いもぐっと楽になります。表面が艶が増してくれば、汁気のものでも平気に使えるようになります。
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